プロジェクト
サウスカロライナ州交通局(SCDOT)は現在、プロジェクトのライフサイクルの全フェーズを通じて6,341件のプロジェクトと1,823件の契約を管理しています。このように情報量が膨大だとエンジニアリング情報が同期されないことが多くなります。既存のワークフローでは、複数のプラットフォーム間で情報が異なるうえ、時間がかかり、エラーが発生しやすいことがわかりました。また、自動化やカスタマイズの機能がない手法であったため、SCDOTでは信頼性の高い情報を収集し、関係者と共有することにも苦労していました。同局は、異なるデータおよび文書管理アプリケーションを統合し、すべてのシステムで共通のビジネスプロセスに従ってデータや文書を共有・管理できるようにする必要がありました。
ソリューション
SCDOTは、コネクトデータ環境の導入を選択して、プラットフォームとしてProjectWiseを選びました。コネクトデータ環境は、すべての情報源を一元化するソリューションを提供し、情報の共有と統合のための信頼性と安全性の高いハブとして機能します。ProjectWiseが導入されると、SCDOTはさまざまなエンジニアリング部門の統合を開始しました。これにより、複数のエンジニアリングオフィスがシステムとやり取りできるようになりました。今では、常に最新の情報にアクセスして共有できる場所が一元化されています。
成果
SCDOTは、2013年にProjectWiseを導入して以来、ワークフローの効率化、生産性の向上、精度の向上、テクノロジコストの削減を実現してきました。ProjectWiseによって、コンサルタントの選定と採点が合理化され、契約数の何倍もの処理が可能になりました。一元管理型の情報ハブを使用すると、複数のアプリケーションに保存されている情報を検索する時間を削減できるため、プロジェクトデリバリが迅速化されます。これにより、複数のアプリケーションの維持関連費も削減されました。さらに、ProjectWiseを導入して以来、100万を超える文書が印刷物ではなく電子媒体で保存され、二酸化炭素排出量が7.5トン削減されたというメリットもあります。
ソフトウェア
ProjectWiseは、チームのすべてのデータをコネクトデータ環境に格納できるプラットフォームとなり、すべての情報が保存された信頼性の高い単一のソースとしての役割を果たしました。このアプリケーションにより、情報の精度が向上し、より多くの情報に基づいた合理的な意思決定が実現しました。
プロジェクトプレイブック: ProjectWise